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士師記 19章1〜30節 2016年5月22日 |
イスラエルの人々がエジプトの地から上ってきた日から今日まで、このような事は起ったこともなく、また見たこともない。この事をよく考え、協議して言うことを決めよ。(30) 十九章もまた「そのころ、イスラエルには王がなかった時・・・」と言って、王がいなかったことが人々の間に無秩序や不法がはびこっていた理由とされています。けんかをして実家に帰ってしまっためかけの女を連れ戻しに来たレビ人が、異邦人の地に泊まるのは心配だと、わざわざ寄ったギベアの地で事件は起こりました。ギベアの町のひとりの老人の家に宿を取っていたとき、その町の悪い者たちが、旅人を襲い、結局、めかけの女が散々乱暴されて死んでしまったという事件でした。
その主人は、そこで起こったことをイスラエル中に知らせます。本当にかつて火と硫黄で滅ぼされてしまったソドムやゴモラであったようなことがイスラエルの国の中でも起こっていました。人々はこのことを放置しておくわけにはいかないと集まってきたのでした。教会はあるべき姿を失っていないでしょうか。自らの姿勢も問い直したいと思います。
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