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サムエル記下 10章1〜19節 2016年7月31日 |
そのときダビデは言った、「わたしはナハシの子ハヌンに、その父がわたしに恵みを施したように、恵みを施そう」。そしてダビデは彼を、その父のゆえに慰めようと、しもべをつかわした。(2) アンモンの王ナハシが死んだというニュースがダビデに届きます。ダビデはナハシとは親しくしていたこともあって、しもべたちを遣わして弔意を伝えようとします。しかし、アンモンの人々はダビデに対する警戒感と不信感から、ダビデの気持ちを素直に受けとめることができません。ダビデの使者たちを辱めて返したのでした。
気持ちが伝わらないということはとても悲しいことです。アンモンの人々はスリヤなど周辺諸国から軍隊を雇い入れてダビデとの戦いに向けて準備をします。雇い入れた援軍だけで三万二千人です。ダビデはヨアブと勇士の全軍を遣わします。
ヨアブもこの戦いがやさしくないものであることをよく知っていたことでしょう。しかし勇気を出し、戦いの結果は主に委ねて、進んで行ったのでした。そして、神はヨアブとイスラエルの人々に大勝利を与えて下さったのでした。
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