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サムエル記下 5章1〜16節 2016年7月24日 |
そしてダビデは主が自分を堅く立ててイスラエルの王とされたこと、主がその民イスラエルのためにその王国を興されたことを悟った。 (12) サウルの子イシボセテが死んだ時、イスラエルのすべての部族はダビデのもとに来て、主が語っておられたようにイスラエル全体の王になってほしいと願い出ます。主が語っておられるということを知っていたなら、なぜ今まで、ダビデのもとに来なかったのですか、ということはあるのですが、ダビデは人々の申し出を受け入れ、主の前に契約を結びます。そして、全イスラエルはダビデに油を注いで、王としたのでした。
ダビデは王となった時、自分の故郷のベツレヘムからほど近いエルサレムを攻めます。エルサレムは東・南・西の三方に谷が走る自然の要害でした。その地の先住民たちは、ダビデであっても、この町には入って来れない、と言ったのですが、ダビデはその町を攻め取り、城壁を築き、王宮を建て、そこをイスラエルの首都とします。そしてダビデは確かに、神が幼いときに語られた通りのことをしてくださったことを知ったのです。
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サムエル記下 5章17〜25節 2016年7月25日 |
ダビデは主に問うて言った、「ペリシテびとに向かって上るべきでしょうか。あなたは彼らをわたしの手に渡されるでしょうか」。(19) ダビデが全イスラエルの王になったというニュースは周辺諸国に伝わっていきます。ダビデがサウル王の手を逃れて身を寄せていたペリシテの国も例外ではありませんでした。ペリシテとは今のイスラエルの南西地区、地中海に近い、いわゆるガザ地区などです。
ダビデは王となってペリシテ人と戦うというときに、まず主に導きを求めます。そして、主から約束をいただいて初めて出て行ったのでした。ペリシテ人との二回目の戦いにおいても、一回目こうだったからとたかをくくるのではなく、もう一度新しく主に問います。主のお答えは、真っ正面から向かうのではなく、後ろに回って指示を待てということでした。そして、主のおっしゃる通りにしたダビデとイスラエルの民はペリシテ人に対しても大勝利をおさめたのでした。
自分の経験や知恵に頼るのではなく、いつも祈り、主の導きを求めつつ歩んで行きたいと思います。
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