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ネヘミヤ記 11章1〜36節 2017年3月10日 |
すべてみずから進みでてエルサレムに住むことを申し出た人々は、民はこれを祝福した。(2) エルサレムは城壁に囲まれた町になりました。ただその城壁の中に住むかということになると、安定した生活を離れた場所で始めていた人々にとってはやさしことではなかったのでしょう。危険が迫ってきたら城壁の中に逃げ込むとしても、その中に住むためには、あまりにもしなければならないことが多すぎる・・・。そのような中で民のつかさたちはエルサレムの町の中に住むことを決断します。またくじを引いて、十人ごとに一人を城内に住ませることにしたのです。城壁が再建されても、そこに住む人がいなければ、また町は寂れてしまうからです。くじが当たった人は、そのくじの背後にあってことを導かれる主に従うことを決断していきました。またレビ人で、主の宮に仕える中心的な人々も町の中に住みました。
そのようにエルサレムの城壁の内側に住む人々が選ばれていくなかで、くじではなく、みずから進んでエルサレムに住むことを志願する人々がいました。人々は彼らをも祝福したのでした。志願する者たちもまた求められているのです。
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