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ネヘミヤ記 7章1〜73節 2017年3月4日 |
わたしは、わたしの兄弟ハナニと、城のつかさハナニヤに命じて、エルサレムを治めさせた。彼は多くの者にまさって忠信な、神を恐れる者であったからである。(2) 城壁が築かれ、門が取り付けられました。日が高く昇ると門は開かれ、夕刻にはまた閉ざされました。エルサレムは再び、神の都としての姿を取り戻したのです。ネヘミヤは自分の兄弟(親戚の意)のハナニと、城のつかさのハナニヤに、エルサレムを治めることをゆだねます。ハナニは一1で最初にネヘミヤにエルサレムの現状を知らせた人物です。ハナニ自身も夢のように思ったことでしょう。彼らは忠信で、神を恐れる人々でした。政治力や経済力・人間的な知恵ではありません。神を恐れる人々にその町はゆだねられたのです。
神は城壁の再建に引き続いて、ネヘミヤの心に働きかけて、その地に住む人々の名簿をはっきりさせようとし、最初にクロス王の下で、エルサレムに帰還した人々の名簿を発見します。これはエズラ記の二章にある名簿と同じです。この名簿は久しく埋もれていたのかもしれません。しかし、ネヘミヤはルーツをたどることから始めるのです。
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