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ネヘミヤ記 8章1〜18節    2017年3月5日

この日はわれわれの主の聖なる日です。憂えてはならない。主を喜ぶことはあなたがたの力です。(10) 

 城壁が完成したのはエルルの月(第六の月)の二五日でした。そして五日後の七月一日(これは今の暦では九月から十月頃になります)、イスラエルの民は律法の学者エズラに律法の書を読んでほしいと求めます。エズラは明け方から正午まで律法の書を読み、またレビ人たちは民にその意味を解き明かしました。
 律法の言葉を聞いた民は泣きました。律法の書には、神に背くときにどのようなことが起こるのかが書かれていました。そしてその通りのことが自分たちの身に起こったからです。イスラエルは滅び、長い捕囚の生活を送ったのです。
 しかし、ネヘミヤは、この日は主の聖なる日だから、主を喜ぶようにと語ります。そして律法の言葉の意味を理解したとき、彼らは大いに喜ぶことができるようになります。それは確かに主に背いて裁かれた自分たちが、再び主のあわれみの中に置かれていることを知ったからです。そして主を喜ぶところにこそ、力の源があったのです。



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