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エズラ記 10章1〜44節 2017年2月24日 |
あなたがたは罪を犯し、異邦の女をめとって、イスラエルのとがを増した。それで今、あなたがたの先祖の神、主にざんげして、そのみ旨を行いなさい。(10〜11) エズラが神の前に泣き伏して祈っていることを知ったイスラエルの民は皆共に集まってきました。民はエズラのリーダーシップの下、もう一度主の御旨に従って生きる決断をします。民は三日の後、雨の中エルサレムに集まり、悔い改めて、主に従うという告白をします。そして二ヶ月をかけて、外国の女性と結婚した人々のリストを作ったのでした。神の民としてのアイデンティティを守るためにもギリギリのタイミングだったと思います。彼らは異邦の女性と離縁し、またその子どもたちを追い出しました。私たちは二一世紀の感覚の中で、あまりにも残酷で無責任だと言うかもしれません。ただそれはその当時の人々にとっても大きな痛みを伴う決断であり、行動だったと思います。しかし、それは彼らの犯した罪のもたらした痛みでした。そしてイスラエルの民はまさに痛みをもって悔い改め、悔い改めの実を具体的に結んでいったのです。
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