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ネヘミヤ記 10章1〜39節 2017年3月9日 |
こうしてわれわれは、われわれの神の宮をなおざりにしない。(39) エズラは帰還した民と共に、もう一度主の御前に契約を結びました。総督のネヘミヤをはじめ、民のリーダーたちがそこに印を押していきました。彼らは主に従うことをそこで誓います。そしてその契約に生きる者には具体的に主に従うべきことが求められていました。異邦の民と結婚しない、安息日・安息年を守る、動物でも農業からの収穫でも初物を主にささげる、10分の一をレビ人に与えて主の業にあたらせる・・・というような律法に定められている規定を守ることです。
それらのことは主が、モーセを通してイスラエルの民に命じておられたことでしたが、イスラエルの民はすぐにそれらのことを忘れて自分勝手な生き方をしてきたのです。そして誰もそのようなことを教えてくれないという中で、民は主からますます離れていきました。エズラは主の言葉にもう一度民を立ち返らせたのです。「神の宮をなおざりにしない」、それが契約に加わった一人ひとりの思いでした。
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