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ネヘミヤ記 13章1〜31節 2017年3月12日 |
このように、わたしは彼らを清めて、異邦のものをことごとく捨てさせ、祭司およびレビびとの務を定めて、おのおのそのわざにつかせた。(30) ネヘミヤがユダヤの総督として仕えていたのは十二年間でした(五14)。そしてネヘミヤはいったんペルシャに戻り、王に仕えます。しかしネヘミヤが留守の間に、イスラエルの民はまた大きく主の道からそれてしまったのでした。大祭司エリアシブは城壁の再建に反対していたアンモン人トビヤと縁を結び、彼のために神殿に部屋を用意していました。そもそもアンモン人は神殿に入ることを許されていませんでしたが、トビヤはそこに自分のものを持ち込んでいました。また大祭司エリアシブの孫のひとりはやはり城壁を妨害していたサンバラテの娘と結婚していました。レビ人が行き場を失い、その職務を放棄して畑仕事をしていました。安息日は守られず、異教の女性との結婚は国に満ちていました。
ネヘミヤは大きな悲しみと嘆きとをもって、もう一度民を主に立ち帰らせます。捨てるべきものを捨て、なすべきことをもう一度行うという決断をひとつひとつしていったのでした。
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