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ネヘミヤ記 6章1〜19節 2017年3月3日 |
こうして城壁は五十二日を経て、エルルの月の二十五日に完成した。・・・われわれの周囲の異邦人はみな恐れ、大いに面目を失った。彼らはこの工事が、われわれの神の助けによって成就したことを悟ったからである。(15〜16) 城壁の再建はついに終盤にさしかかります。イスラエエルの敵である人々は、指導者であったネヘミヤを呼び出して危害を加えようとします。しかし、何度呼びかけても応じないネヘミヤに、今度は、「あなたが反乱を企てていると行っている人がいるので、対応を考えよう」と半分脅しのように呼びかけるのでした。
また親切そうな顔をして、敵が来るから神殿の中に隠れた方がいいと助言する人がいました。しかし、彼は敵に買収されていました。実際、敵と通じている人々もいたのです。外からも内からもネヘミヤをおとしめようとする人々がいました。また偽預言者たちが起こって、ネヘミヤを恐れさせようとしました。しかしネヘミヤは祈りながらこれらの誘惑や脅しに打ち勝っていったのでした。そして、わずか五二日で、城壁は完成しました。イスラエルの敵である人々も、この工事の背後に神がおられたことを認めずにはいられませんでした。
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