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ゼカリヤ 13章1〜9節 2018年9月10日 |
その日には、罪と汚れとを清める一つの泉が、ダビデの家とエルサレムの住民とのために開かれる。(1) イスラエルの民は神に背を向けて、主の言葉に従うことを拒んで、自分勝手な歩みをしました。自分の欲望を実現するために、神がお嫌いになる偶像に仕え、異教の習慣をエルサレムに持ち込みました。彼らの考えることも、実際にしていることも悪いことばかりでした。エルサレムは罪と汚れで満ちていました。イスラエルの歴史の中には何度も善王と呼ばれる王が現れて、宗教改革を行い、偶像を町々村々から取り除き、また、主に対する礼拝を徹底しようとしました。しかし、王が旗振りをして実現した宗教改革はとかく表面的になりやすく、また長続きしませんでした。人の心の中の改革はなかなか起こっていかないものです。
けれども、主は罪と汚れとをきよめる一つの泉を開いてくださいました。私たちのために聖霊を注ぎ、私たちの心の奥深いところからきよめてくださるのです。「彼らはわが民」とおっしゃる神に、心の底から「主はわが神」とお答えして歩む生涯が始まるのです。
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