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ゼカリヤ 8章1〜22節 2018年9月5日 |
わたしはあなたがたを救って祝福とする。恐れてはならない。あなたがたの手を強くせよ。(13) 主はシオン(エルサレム)のために大いなるねたみを起こす」と語られます。「ねたみ」という言葉は私たちの感覚では、誰かが成功したり、自分よりよいものを持っているときに、うらやましく思うというようなネガティブな意味に感じられます。ただここで神が「ねたむ」というときには、神の熱情を表しています。確かにイスラエルは神に背き、罪を犯し続けたために滅びました。そしてゼカリヤが預言しているこの時にも、なおペルシャの支配の中で限定的な自治を与えられているに過ぎません。帰還の民たちも、なんとか主の宮の基礎工事を終え、建築に向かって心を一つにしていますが、周辺の国々はそんなイスラエルの民を冷笑しています。
けれども主は、エルサレムが笑いものにされ続けているのが我慢できないのです。神はイスラエルを熱く愛しておられるからです。主は帰還の民に対して、平和と繁栄を約束され、祝福と救いを約束されました。のろいの日は終わったのです。
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