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ゼカリヤ 11章1〜17節 2018年9月8日 |
主はわたしに言われた、「彼らによって、わたしが値積られたその尊い価を、宮のさいせん箱に投げ入れよ」。わたしは銀三十シケルを取って、これを主の宮のさいせん箱に投げ入れた。(13) 神はイスラエルの民を導くために「牧者」を立ててその民を養い、正しく導かせました。しかし、彼らはゆだねられた民を食いものにし、また滅びていっても何もしようとはしませんでした。主はゼカリヤに「群れの牧者」として生きるようにと迫られます。しかし、羊の商人たちは、民を牧する見返りとして三十シケルを与えるだけでした。この三十シケルは奴隷の値に等しいものでした。これは牧者に対する大変な侮辱でした。ゼカリヤはこの三十シケルを主の宮のさい銭箱に投げ入れました。
後に、神の子イエス・キリストが人となってこの世にこられた時に、イスカリオテのユダは主イエスを銀貨三十枚で裏切りました。これは神の子に対するとんでもなく侮辱的なことでした。そしてゼカリヤと同じように、ユダも、主イエスにつけられた値づもりをさい銭箱に投げ入れたのでした。まことの羊飼いである主イエスを私たちは見捨てたのです。
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