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ホセア 12章1〜15節 2018年7月20日 |
彼は天の使と争って勝ち、
泣いてこれにあわれみを求めた。
彼はベテルで神に出会い、その所で神は彼と語られた。
主は万軍の神、その名は主である。(4〜5) エフライムというのは、イスラエルの十二部族の一つに数えられた部族で、イスラエルの南北朝時代に、北王国の中心になった部族です。しかし、北王国も、南ユダも、神を求めることをしないで、アッスリヤやエジプトといった大国の陰に身を寄せようとしたのでした。しかし、主が求め、期待しておられたのは、神に出会い、神のあわれみを求めて生きるということでした。
それはまさにイスラエルの先祖であったアブラハムの子、イサクの子ヤコブにあったことでもありました。ヤコブは泣いて、神の祝福を求め、神と出会い、神と語ることを求めたのでした。主はベテルでご自身を現してくださいました。しかし北王国イスラエルにおいては、そのベテルが、金の子牛の偶像が安置された町になってしまったのです。私たちも本来あるべき姿をもう一度取り戻したいと思います。主は喜んで私たちに出会ってくださるからです。
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