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ホセア 2章1〜23節 2018年7月10日 |
またわたしは永遠にあなたとちぎりを結ぶ。すなわち正義と、公平と、いつくしみと、あわれみとをもってちぎりを結ぶ。わたしは真実をもって、あなたとちぎりを結ぶ。そしてあなたは主を知るであろう。(19〜20) ルハマは「あわれまれる者」、アンミは「わたしの民」というヘブル語で、ロは否定の意味を持つ言葉です。ロルハマをルハマと呼び、ロアンミをアンミと呼ぶようになるというのです。それは主の大きな憐れみでした。主は神を捨てて、他の神々に浮気をしたイスラエルの民を連れだしてねんごろに語りかけ、もう一度、永遠のちぎりを結ぶというのです。
結婚という時にはお互いに約束を交わさなければなりませんでした。主がイスラエルの民を真実に愛し続けられるように、イスラエルの民も神の前に本来は真実を求められていました。けれども、イスラエルの民の約束は全くあてになりませんでしたし、またイスラエルの民が主と結ばれるために、何か結納を納めるかのように主に差し出すことはとてもできません。そこで主ご自身が「正義と、公平と、いつくしみと、あわれみと」を備えてイスラエルの民を招いてくださったのです。
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