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ホセア 7章1〜16節 2018年7月15日 |
エフライムは知恵のない愚かな、はとのようだ。
彼らはエジプトに向かって呼び求め、
またアッスリヤへ行く。(11) 神に背いたイスラエルの民は大きな苦難の中に置かれます。イスラエルに臨んだ国難は、決して神がイスラエルを嫌っておられたので起こったことではありませんでした。神はそのような苦しみの中にあって、彼らが本当にすがるべき、力のあるお方、唯一絶対の主なる神を求めるようになることを期待しておられました。旧約聖書で悔い改めを意味するヘブル語は、帰るという意味のある言葉です。悔い改めとはまさに、神の前に帰ってくることなのです。
しかし、エフライムの民(北イスラエル王国の人々)は愚かな鳩のように、自分の主なるお方のところではなく、エジプトやアッスリヤに助けを求めたのでした。イスラエルをあがなおうと、期待し、準備をしていた神の目の前を通り過ぎるかのように神のところに立ち返らないで、偶像の方に行ってしまう・・・それは非常に愚かな生き方でした。
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