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ホセア 8章1〜14節 2018年7月16日 |
イスラエルは自分の造り主を忘れて、もろもろの宮殿を建てた。ユダは堅固な町々を多く増し加えた。しかしわたしは火をその町々に送って、もろもろの城を焼き滅ぼす。(14) イスラエルは唯一絶対の主なる神を拝み、このお方に仕えるべきでした。このお方は自分たちの先祖がエジプトで奴隷だった時、救い出してくださったお方です。神の民とされたイスラエルはどこまでも主に信頼し、主を頼みとして生きるべきでした。しかし、彼らは目に見えるものにすがろうとしました。それは時に偶像であり、またときにアッスリヤやエジプトの軍隊であり、またときに、立派な宮殿や堅固な町々でした。確かにホセアが活躍した時代、高い城壁で囲まれた町は、敵からの攻撃に耐えることができましたし、また、諸国も高い城壁のある町を攻めるかどうかを躊躇することがあったことでしょう。それが無駄だとか、神に信頼していれば城壁など必要ないのだ、とは言いません。しかしどんな堅固な町々や城壁も、主にすがることの代わりにはなりません。目に見える城壁はやがて朽ちていくでしょう。神こそが私たちの高きやぐら、私たちを守り支えてくださるお方なのです。
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