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ホセア 11章1〜19節 2018年7月19日 |
わたしの心は、わたしのうちに変り、
わたしのあわれみは、ことごとくもえ起っている。(8) 神様は、イスラエルがエジプトで奴隷であったところから、民を救い出してくださいました。神はイスラエルを愛し、イスラエルに語り続けてくださいました。またイスラエルの民をその胸に抱き、またイスラエルを手取り足取り、教え育てられました。主はイスラエルを愛し、あわれみ、彼らの必要を満たして下さいました。しかし、イスラエルの民は神が愛すれば愛するほど、また声をかければかけるほど、神から離れ、エジプトやアッスリヤにすがるというのです。
聖なる主に対してそのような態度をとるイスラエルは滅ぼされて当然です。しかし、主はなおもイスラエルの民のことを御心にとめ、熱い心をもってイスラエルを憐れんでくださる。それは、だから神様の御心に背いて何をしてもよいということではありません。また神は愛に富んでおられるから人を裁かれることはない、ということでもありません。神は罪をお嫌いになりますし、人は自分の罪の結果を刈り取らなければなりません。しかし、同時に、裁きを越えた主の大きな憐れみがあることをいつも思いたいと思います。
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