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列王記上 9章1〜28節 2016年9月9日 |
あなたが、わたしの前に願った祈と願いとを聞いた。わたしはあなたが建てたこの宮を聖別して、わたしの名を永久にそこに置く。わたしの目と、わたしの心は常にそこにあるであろう。(3) 主は、ソロモンの祈りに答えられます。それはちょうど、ソロモンが王となって最初に「あなたに何を与えようか求めなさい」と語られた時と同じでした。主はソロモンに、あなたの祈りと願いを聞いた、と語られます。主は私たちの祈りを聞いてくださるお方です。そして主は、ソロモンが建てた神殿を聖別し、永久にご自身の名を置くと約束されたのでした。
けれども同時に、主はソロモンに、「あなたがもし、あなたの父ダビデが歩んだように全き心をもって正しくわたしの前に歩む」ならばと語られます。八章のソロモンの祈りでは、「あなたの民イスラエルが罪を犯し・・・」とある意味、少し他人事のように聞こえなくもありません。ここで主は、イスラエルの民のリーダーであるソロモン自身が主の前に歩むことの大切さを語り、ソロモンに警告を与えられます。ソロモンは主の言葉を謙虚になって聞かなければなりませんでした。
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