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列王記上 5章1〜18節 2016年9月3日 |
ヒラムはソロモンの言葉を聞いて大いに喜び、「きょう、主はあがむべきかな。主はこのおびただしい民を治める賢い子をダビデに賜わった」と言った。(7) ツロは地中海沿岸にある町で、貿易で栄えていました。また、イスラエルの北にあるレバノン地域を治めていました。そしてこのツロの王ヒラムはダビデととてもよい関係を築いていました。ソロモンはヒラムに使者を送り、最高級の木材として知られていたレバノンの香柏を主の宮や王宮の建設のために使わせてほしいと求めたのでした。そしてソロモンは単に木材だけでなく、それを切り出し、また建築に当たる職人をもヒラムに求めたのでした。きちんと自分の足りないところを知り、また人のすぐれていることを評価して、謙虚になって助けを求めるのはとても大切なことです。
ツロの王ヒラムはソロモンの求めをとても喜び、大量の木材をソロモンに送り、小麦や油をソロモンから受け取ったのでした。ヒラムとソロモンとの間には条約が結ばれていました。このようにして、神殿や王宮のための必要な資材が整えられて行ったのです。
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