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イエスは死人の中からよみがえられた マタイ 28章 1- 10節
イエスは死人の中からよみがえられた。(7)
主イエスが十字架にかかられる前に、主イエスは何度も弟子たちに、自分は苦しみを受けて、三日目によみがえると言っておられました。ただ、弟子たちは、そのことを全く本気にとっていませんでした。聞いていなかったと言ってもよいでしょう。そして、皮肉なことに、主イエスの復活の予告を聞いて、そのことを覚えていたのは、主イエスを十字架につけた人たちでした。滑稽な感じもするほどですが、ローマの番兵が封印された主イエスの墓をずっと見張っていたのでした。
けれども、三日目の朝、主イエスは死を打ち破り、墓からよみがえってくださいました。
その日の早朝、女たちが香料をもって主イエスの墓にやって来ました。彼らは主イエスの死体にその香料を塗りたいと思ったのです。けれども、女たちが墓についた時にはすでに墓は空っぽでした。墓に主イエスの死体を探しに行っても無駄です。なぜなら主イエスはよみがえってもうそこにはおられないからです。
御使いが女たちに言います。「主イエスは死人の中からよみがえられた」。死は私たちに深い悲しみと孤独、そして絶望をもたらします。死んだらもうおしまいだ。何の希望もない・・・女たちは悲嘆の涙にくれていたことでしょう。
けれども、知ってください。主イエスは死を打ち破ってよみがえられました。死でさえも私たちを絶望させることはできません。主イエスの復活は、私たちの希望です。私たちの生涯も死で終わることがないことを私たちは知っているからです。
私たちは主を信じ、主に仕えます。もちろん、私たちが信じるのは十字架について死んでくださったお方です。けれども同時に、私たちが信じるのは死を見事に打ち破りよみがえり、世の終わりまでいつも共にいてくださるお方なのです。
そしてこの希望に生きる人は、決して裏切られることはありません。私たちもやがての日、共によみがえり、兄弟姉妹と相まみえ、また愛する主の前に立たせていただけることを知っているからです。
女たちは「恐れながらも大急ぎで」弟子たちの所に走って行きました。そして彼女たちの喜びを取り去ることは誰にもできませんでした。
知ってください。主イエスは死を打ち破ってよみがえられました。私たちは喜びをもってこのお方に従っていきたいと思います。
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