達者でいなさい マルコ 5章21- 34節
イエスはその女に言われた、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい。すっかりなおって、達者でいなさい。」(34)
「達者でいなさい」、神さまは私たちにそのような歩みをさせたいと願っておられます。
1 この女の苦しみ--不健康さ
パウロは以前の私たちの姿を次のように言います。
この女は12年の長い期間、婦人病に苦しんでいました。彼女はいつも貧血気味で青白く、ずっと不快感が続いていたことでしょう。その上、女性はその出血の間は、汚れた者として隔離されました。十二年間、誰も彼女には触れない。また彼女も触れることはできないのです。もちろん、結婚も、他の人たちと一緒に礼拝に集うことも許されないのです。彼女は孤独でした。
彼女はその病気のゆえに財産を使い果たしてしまいました。いろいろな人が、いやしてあげるよと近づいたかもしれません。でも、誰も彼女を治すことはできない。かえって悪くなるばかり・・・彼女には希望がありません。状況は悪くなるばかりでした。
2 この女の信仰
彼女は思います。イエスさまだったら私を癒すことができる。そこで彼女は人混みに紛れてイエスに近づき、イエスさまの衣のふさにさわったのでした。そして彼女が信じたように、彼女はいやされたのでした。
彼女のタッチは信仰のタッチだったからです。彼女はついにイエスさまの前に出ます。そして主は彼女を受け入れて下さったのでした。
3 イエスの宣言
主イエスはこの女に三つのことをおっしゃいます。
@あなたは救われた!
救いを彼女に対して、またそこにいる他の人たちにも宣言されたのでした。
A安心して行け!
私たちはいろいろな不安を抱えているものです。けれども、主イエスはおっしゃるのです。安心しなさい。sぞして圧倒的な平安の中をあゆませてくださるのです。
B達者でいなさい
主イエスは私たちを身体的にも、精神的にも、霊的にも健やかにしてくださいます。健やかに守ってくださるのです。
彼女は健やかになるために、主イエスに触れました。当時の律法によれば、それは汚れを他の人に移してしまうことで、禁じられていることでした。けれども主イエスは彼女がさわることを許してくださいました。主イエスは彼女の、また私たちの罪を代わりに負って死んでくださいました。主はその十字架のあがないによって、私たちをもきよく、また健やかにしてくださるのです。
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