太陽のない明るい世界 黙示録 21章22- 22章5節
夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。(22:5)
聖書はやがて新しく神さまが造られる世界には太陽がない、と言います。太陽がなければ、さぞかし暗くて寒いだろう・・・と思うのですが、その世界は暖かく明るいのです。
1 終わりの時が来る
聖書は今の目に見える世界はやがて終わる時が来ると語ります。目に見えるものはみんな終わっていく時が来る。そしてその時には太陽も月もない、というのです。
それは決して暗い日ではありません。それは歴史と私たちの救いの完成の時です。今見える世界は様々な不合理で満ちています。神さまがおられるならなんでというようなことさえたくさんあります。けれども、やがての日、すべてのものが完全になります。それは完成の時なのです。
2 都の明るさ
その都は明るい都です。その都は罪だとか汚れが全くなく、喜びと賛美で満ちあふれています。そこには悲しみだとか涙は全くないのです。
悪しき者はすでに滅び、戦いは終わって、完全な平和が訪れ、誰もその都に攻め入ることがないからです。そこにはいつも喜びと平安があります。汚れた者、忌むべきことを行う者、偽りを行う者は一人もいません。
愛とゆるしと平和がそこには満ちあふれています。その都には陰がありません。
この都の明るさの源は何でしょうか。その明るさの源は全能者にして主なる神と小羊です。このお方が私たちを照らしてくださるのです。天国が天国でありえるのは、まさにこのお方がいてくださるからなのです。
3 この都に入る者たち
この明るさのもと、その都に入れるのは誰でしょうか。
@罪から離れる者たち
大切なのは、罪を悔い改め、罪から離れることです。そして主イエスは、私たちの罪をあがない、私たちを赦し、罪に縛られではなく自由の霊によって生きる者としてくださるのです。
A命の書に名を記された者たち
命の書に名の知るされるのは誰でしょうか。それは主イエスを救い主として信じた者です。主イエスのあがないのゆえに、主にすがり、主が与えられる賜物としての救いを感謝をもって受け入れた人だけなのです。
悲しみや苦しみの多い時代の中で、でも闇が過ぎ去り、明るい光が照らしてくる。そして今も、あなたにも太陽のない明るい国が用意されています。主の救いを感謝して受け入れてください。
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