ミスター闇がミスター光へ エペソ 2章1- 10節
あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。 (エペソ 5:8)
エペソ5:8には「あなたがたは以前は闇であった」とあります。
1 闇だったわたし
パウロは以前の私たちの姿を次のように言います。
@罪過と罪とによって死んでいた
神さまとの関係が切れてしまって、自分が本来与えられていた人生の目的も意味も見失ってしまっていた
A悪しき者の手下として生きていた
自分のために生きるのだと言いながら、結局は、自分のためにもならない、悪魔の僕、悪魔の奴隷のようになって、生きていたのです
B肉の欲に従って自分勝手に生きていた・・・自分勝手に、自分の本能の赴くままに生きていた。そのことによって、自分も回りも不幸にしていたのです。
C生まれながらの怒りの子・・・人々に対して怒りを覚えながら、自らが神の怒りの下にあることに気がつかないのです。
2 光となったわたし
ところがそのわたしにびっくりするようなことが起こった。
@キリストと共に生かし・・・罪の中に死んでいた私が生きる者とされた。神との間にもう一度、つながりができたのです。
A共によみがえらせ・・・主イエスは十字架で死なれましたが、三日目に蘇ってくださいました。その復活によって、罪の中に死んでいた私をもよみがえらせてくださったのです。
B共に天上で座につかせ・・・それだけではありません。主は私を天国で座につかせてくださる。これは単に未来のことではありません。もうすでに決まっていることなのです。
C良い生き方をする者に変えられた
怒り狂い、自分勝手に生きていて、自分が暗いだけでなく、自分のまわりにも闇をもたらすようなそんなものが、善い行いをしていきるものとされたのです。
3 何が私を変えたのか
神さまは豊かな憐れみを注ぎ、その大きな愛で、罪の中にあった私を愛し、豊かな恵みを注いでくださいました。恵みとは、受ける資格の無い者に与えられる神の救い、神の祝福のことです。パウロは言います。私たちは、自分の行いによって救われるのではありません。神の恵みによって、その神の恵みを信じる信仰によって、救われるのです。
知ってください。あなたも光に変えられています。あなたが主イエスを信じる時に、そのことがあなたの生涯にも起こるのです。
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