バックナンバー
|
エステル記 7章1〜10節 2017年3月19日 |
王よ、もしわたしが王の目の前に恵みを得、また王がもしよしとされるならば、わたしの求めにしたがってわたしの命をわたしに与え、またわたしの願いにしたがってわたしの民をわたしに与えてください。(3) エステルはその一日のうちに何が起こったかを知らなかったかもしれません。彼女はきっと祈りつつ二晩目の酒宴に向かったことでしょう。この日はついに王に対して自分の本当の願いを伝えなければなりません。それは今までずっと黙っていた自分がユダヤ人だということを明かすことでもあります。
しかし、エステルは勇気をもって王に自分の本当の求めを申し上げたのでした。「私と私の民は滅ぼされ、殺され、絶やされようとしています」。そして、エステルはそのことをたくらんだのがハマンであることを直訴したのでした。
王はハマンの作った法令について知らなかったようです。王は激怒し、ハマンの処刑を命じたのでした。ユダヤ人を殺そうとしていたハマンは、モルデカイを憎んでそこにかけようと自分が立てた木にかけられて死んだのでした。
|
|
|