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エステル記 5章1〜14節 2017年3月17日 |
王は・・・王妃エステルが庭に立っているのを見て彼女に恵みを示し、その手にある金の笏をエステルの方に伸ばした・・・(2) エステルは三日間断食して神に祈り、王の前に出ます。エステルだけではありません。エステルに仕える侍女たちも、モルデカイや首都スサにいたユダヤ人たちも皆、断食して、エステルのために祈っていました。
そして王に呼ばれていない中で、エステルが王に近づいていったとき、アハシュエロス王は金の笏をエステルに伸ばして、自分に近づくことを許したのでした。王は上機嫌で、「国の半分でも与えよう」と言いますが、エステルはこの日は、王とハマンを自分の設ける酒宴に招くことだけで言葉を止めます。そして夜の酒宴でもエステルはまだ自分の願いを伝えません。ただ王とハマンはその翌日もエステルの設ける酒宴に出席することになりました。
しかし、この日、エステルが口をつぐみ、明日にします、と自分の懇願を伝えることを一日待ったことの中に、神の大きなご計画があったのでした。神はエステルやユダヤ人たちの祈りを聞いておられたのです。
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