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エステル記 2章1〜23節 2017年3月14日 |
彼女には父も母もなかったからである。このおとめは美しく、かわいらしかったが、その父母の死後、モルデカイは彼女を引きとって自分の娘としたのである。(7) エステルはペルシャでユダヤ人の両親の子として生まれましたが、幼くして両親を亡くし、いとこのモルデカイによって育てられました。モルデカイはとても忠実に王宮の門番のひとりとして仕えながら彼女を育てました。エステルは美しく、かわいらしい女性として育ちました。ただ美貌の持ち主だったというだけではありません。エステルは見る人すべてに喜ばれました。それは単に外見の美しさだけでなく、内側からあふれてくる美しさがあったということでしょう。
ワシテを追放したアハシュエロス王は国中から次のお后を捜したのですが、エステルは王の目にもかない、多くの女性たちの中から選ばれて、ペルシャの王妃となったのでした。異邦の女性、しかもすでに両親とも生き別れて、決して豊かではないところで育った彼女が王妃の冠を与えられたのです。主はあなたの頭にも冠を与えてくださいます。
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