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エステル記 4章1〜17節 2017年3月16日 |
あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。・・・あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう。(14) モルデカイが敬礼していないことは、非常に目立つことでした。ハマンはすぐにそのことに気づき、激怒します。そしてモルデカイだけでなく、ユダヤ人全体を根絶やしにしようとしたのでした。ハマンは王に取り入って、自分の欲望を実現する法令を王の名をもって発布することに成功したのでした。
この恐ろしい法令を知ったユダヤ人たちの間に混乱と大きな嘆きが起こりました。王宮にいたエステルは始めそのことを知りませんでしたが、モルデカイにそのことを知らされます。モルデカイはエステルに王へのとりなしを依頼します。しかし、エステルでさえも、勝手に王の前に出ることは許されていませんでした。
モルデカイは、神が必ずユダヤ人を救ってくださると信じていました。そして、エステルが今、王宮にいるのはまさにそのためなのだと励ますのでした。そしてついに、エステルは「死なねばならないのでしたら、死にます」と覚悟を決めたのでした。
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