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伝道の書 11章1〜10節 2017年12月6日 |
あなたのパンを水の上に投げよ、
多くの日の後、あなたはそれを得るからである。(1) パンを水の上に投げよ、というのは、無駄遣いを勧めている言葉ではありません。時に無駄と思われるようなことであっても、今できることを忠実にするようにという勧めです。たとえば、今していることが自分の将来にどのような意味を持っているか、私たちは全部を知っている訳ではありません。時に、神さまが私たちに託されることは、私たちの限られた知恵の中ではその理由を納得できないということもあるでしょう。しかし、神が私たちに何かを求められるときには従うことです。いつ道が閉ざされてしまうか、いつ自分の生涯が終わるか、また、私たちのまわりにいる人々がどのような状況にあり、何を考えているか、私たちは知りません。私たちの労を無駄にしないと約束してくださる主に信頼してパンを投げ、種をまき続けることです。
時間はかかるかもしれません。しかし、やがて豊かな収穫を得ることができるでしょう。主は私たちの労に必ず報いてくださいます。
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