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伝道の書 2章1〜26節    2017年11月27日

だれが神を離れて、食い、かつ楽しむことのできる者があろう。神は、その心にかなう人に、知恵と知識と喜びとをくださる。(25〜26)

 この著者は王でしたから、どんなことでもすることができました。彼はある意味、それは愚かであると知りながら、自分の心に願うことを何でもしてみようと思いました。家を建て、ぶどう畑を作り、庭園を作って、いろいろな果物の木を植え、奴隷、牛、羊、金銀財宝、コーラス隊、多くのそばめ・・・欲には際限がないものですが、私たちはある意味、それほど財産をもっているわけではないので、自分の気持ちにストップをかけるのですが、彼はお金がいくらでもあったので、全部やってみたというのです。しかし、彼の心には空しさだけが残りました。 知恵を得ようとしましたが、知恵を得たところで、やがて死んで忘れられていくのは知恵があってもなくても変わりません。彼は望みを失います。
 ただ彼が悟ったのは、神から離れたら何の喜びもないということでした。すべて喜びや楽しみは神が私たちに下さるものです。大事なことは神を恐れ、神の御心にかなう者として生きるということなのです。 



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