バックナンバー
|
伝道の書 7章1〜29節 2017年12月2日 |
順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。神は人に将来どういう事があるかを、知らせないために、彼とこれとを等しく造られたのである。(14) 私たちの生涯には順境の時があり、逆境の時があります。いろいろなことがうまくいき、思いがけないうれしいことが次々に起こるような喜びの時があれば、突然の重たい悲しみに打ちのめされるような時があります。そして私たちはそれが自分の生涯にどのような配分で、どのように、いつ起こるのかを全く知りません。もし、それらが分かってしまっていたら、私たちはよいことがおこることを見込んで怠けたり、悪いことが起こることを前にして恐れに捕らわれたりするでしょう。そこにも私たちの知恵や思いを越えた神の知恵があります。私たちはなぜという問いに答えがほしいと思います。しかし、神がそれらを全部説明してくださったとしても私たちには理解できないでしょう。大切なことは、順境の時も逆境の時も神に信頼し、神が与えられたよいことを心から楽しみ、困難の時にもつぶやくのではなく、神に心を向けることです。神はいつでも私たちのことを思っていてくださるからです。
|
|
|