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伝道の書 6章1〜12節 2017年12月1日 |
人はその短く、むなしい命の日を影のように送るのに、何が人のために善であるかを知ることができよう。だれがその身の後に、日の下に何があるであろうかを人に告げることができるか。(12) 私たちの生涯はやがて終わる日がきます。どんなに多くの財産を得、また栄誉を得たとしても、私たちの地上の生涯が終わるときには、それを置いて行かなければなりません。私たちは金持ちも貧しい人も、善人も悪人も、皆裸で生まれ、裸で去って行くのです。そして、私たちの死んだ後に何が起こるのか、私たちは知ることができません。私たちの知識も、力も、才能も、ある意味無力です。
そのような私たちがこの地上を歩む時に知っていなければならないことがあります。ひとつは自分の小ささ、無力さ、無知、限界ということです。そしてもう一つは、私たちの短い一生を超えて働いてくださる神の真実ということです。私たちは何が善であるのか、長い目で見て判断することはできません。しかし、未来をも知り、永遠から永遠まで支配しておられるお方が、私たちの労苦を無駄にしないと言ってくださるのです(Tコリント十五58)。
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