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ダニエル 9章1〜27節 2018年7月5日 |
われわれは罪を犯し、悪をおこない、よこしまなふるまいをなし、そむいて、あなたの戒めと、おきてを離れました。(4〜5) ダニエルは捕囚の地にあって異国の王に仕えていました。しかしその地にあって、彼は預言者エレミヤの預言を読みます。エレミヤが語っていたのは、南王国ユダもまたバビロンに滅ぼされてしまうということでした。それはイスラエルの民が主に背き続けたからです。しかし、同時にエレミヤは七十年の後に捕囚からの解放が起こること、エルサレムが復興することも語っていたのでした。 ダニエルはエレミヤを通して語られた主の言葉を聞いた時、自分のことのようにイスラエルの民の罪を悔い改め、また主が約束された回復の時を来たらせてくださることを求めて祈ったのでした。
主は再び、ダニエルにガブリエルを遣わして、エルサレムのあがないのためにメシヤが遣わされることを告げられます。七十とは完全数で、七十週とは象徴的な数字だとされています。そして、メシヤは断たれることが定まっていました。まさに不義をあがない、永遠の義をもたらすために受難のメシヤが来ようとしていたのです。
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