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ダニエル 2章1〜49節 2018年6月28日 |
しかし秘密をあらわすひとりの神が天におられます。(28) バビロンのネブカデネザル王は夢を見ます。そして、バビロンの博士・法術師・魔術師らを集めて自分の見た夢を説き明かさせようとします。しかし、ネブカデネザル王は、バビロンの知者たちの説き明かしが普段からどうも信用できないと感じていたのでしょう。とんでもない要求をします。それは夢を解き明かしをする前に、自分がどんな夢を見たかを話せ、と言ったのでした。そしてその求めに知者たちが答えられなかったのを見て、バビロン中の知者たちを殺せと命令を発したのでした。
ことの子細を知ったダニエルは王にしばらくの猶予を願い出て、家に帰り、三人の友人たちと共に主に助けと知恵とを求めました。そして、主は、夜の幻のうちにダニエルに王の見た夢を教え、またその解き明かしを示されたのでした。王の求めに答えようと王の前に立ったダニエルは自分が知恵があったからではなく、すべてのことを知り、明らかにされる神がおられるからだと述べます。王の見た夢は世界にこれから起ころうとしていたことを示していました。どんな王をも治め、歴史を支配される神がおられたのです。
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