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ダニエル 5章1〜31節 2018年7月1日 |
ベルシャザルよ、あなたは彼の子であって、この事をことごとく知っていながら、なお心を低くせず、かえって天の主にむかって、みずから高ぶり・・・(22〜23) ネブカデネザル王の治世が終わり、その子ベルシャザルがバビロンの王になります。しかし、彼は誇り高ぶり、エルサレムの主の宮から持ってきた金銀の器をで宴会を催し、また偶像の神々をほめたたえたのでした。その時、突然、人の手の指が現れて宮殿の塗り壁に字を書きました。王は恐怖におびえ、その字を読むことのできる人を探します。しかし、その字を読むことのできる人はいませんでした。やがてダニエルが呼び出されます。その字は、ベルシャザルの治世が終わること、そしてバビロンの国がペルシャに与えられることを示していました。
ベルシャザルは自分の父親がその身をもって学んだことを、自分自身も学ぶべきでした。その巨大な王国が決して自分の栄光をあらわしているのではないこと、自らは本当に謙虚に生きるべきことを忘れてはならなかったのです。ベルシャザル王はその夜のうちに殺され、ペルシャの時代が始まったのでした。
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