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ダニエル 6章1〜28節 2018年7月2日 |
ダニエルは、その文書の署名されたことを知って家に帰り、二階のへやの、エルサレムに向かって窓の開かれた所で、以前からおこなっていたように、一日に三度ずつ、ひざをかがめて神の前に祈り、かつ感謝した。(10) ダニエルはペルシャの時代になっても非常に重用されました。ペルシャの王ダリヨスは広い帝国を治めるために百二十人の総督を立て、その百二十人の総督をまとめるために三人の総監を立てます。そして、総督総監の全体をまとめる者としてダニエルを選んだのでした。
王は非常にダニエルを信頼しましたが、他の総監・総督たちはそれが面白くありません。何とかダニエルを訴える口実を得ようとしたのですがダニエルには何も非難すべきことがなかったのでした。そこでダニエルをはめるために、王をそそのかして、王以外の神、または人に願いごとをしてはならないという法律を作ってしまったのでした。
ダニエルはすぐにその法律が自分をおとしめるためのものであることを見抜いたことでしょう。しかし、彼はいつものように神に祈ることをやめませんでした。そして神はダニエルをししの口から守って下さいました。ダニエルが神を頼みとしていたからです。
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