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雅歌 7章1〜13節 2017年12月14日 |
女王のような娘よ、あなたの足は、くつの中にあって、なんと麗しいことであろう。あなたのももは、まろやかで、玉のごとく、名人の手のわざのようだ。(1) 王は自分の愛する人に、「女王のような娘よ」と呼びかけます。彼女の出身がどうであれ、王に愛されているということのゆえに彼女は特別な存在なのです。王にとって、彼女はその存在の部分部分が皆、麗しく、慕わしいものでした。彼女はまるで名人のわざのように美しく、愛すべき存在でした。
主は私たちのことも同じように愛の目をもって見ていてくださいます。私たちは神の創造してくださった傑作であり、まさに名人の作品のような存在です。神は本当に私たちのことをすばらしい存在として造ってくださいました。私たちは時に自分に自信がなく、また自分のことを欠けだらけで卑しい存在であるかのように思うことがあります。ここで王が彼女について語るのはまさに歯の浮くような言葉です。けれども私たちは、私たちに対してもお世辞や、下心があってではなく、本当に本心からの神の愛の声かけを聞き続ける必要があります。
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