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雅歌 2章1〜17節 2017年12月9日 |
わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの。(16) 王は「わが愛する者よ、立って。出て来なさい」と呼びかけます。はなんな冬が過ぎ、春の雨の季節も過ぎて、花々が咲き、鳥がさえずる季節が来ました。いちじくは実を結び、ぶどうの花が咲いて、そのかんばしいかおりを放っています。戸を閉じて、部屋にこもり続けていることをやめて、神が備えてくださったすばらしい舞台の中に出てくるべき時が来ています。
この女性は答えます。「わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの」。この女性と王との間にはとても親しく緊密な関係が築かれています。この女性にとって、他の男性は全く視界に入っていません。そして王もまた彼女のことを王自身のものとして受け入れています。そしてこの女性は喜びをもって、その王の呼びかけに応答するのです。
私たちも同じです。主はわたしのもの、わたしは主のものです。そしてその親しい交わりの中には誰も入り込むことはできないのです。あなたのことを愛し、あなたのことを「わたしのもの」とおっしゃる神さまに、私たちも、「そうです。わたしはあなたのものです」とお応えしたいと思います。
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