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雅歌 6章1〜13節 2017年12月13日 |
わたしの知らないうちに、わたしの思いは、
わたしを車の中のわが君のかたわらにおらせた。(12) 人々はこの美しい女性に、「あなたの愛する人はどこにいるのですか」と尋ねます。彼女は自分の愛する王について語ります。ちょうどそのような時、王もまた彼女のことを思っています。彼女はたとえようもないほどに美しく、また同時に、りんとした強さを持っています。王には多くの妻やそばめがいましたけれど、彼女は王にとって特別な存在でした。
彼女は必ずしも高貴な家柄の出身ではなかったかもしれません。しかし、王は彼女を特別な愛の中に置き、また彼の車に乗せたのでした。
私たちは神との愛の関係の中に入れられています。神は私たちのことを「愛する者よ」と呼んでくださり、また私たちも、神のことを「わたしの愛するお方」と呼びかけるのです。私たちにとって、神のそばに置いていただけるということは決して当たり前のことではありません。本来はあり得ないことだったでしょう。しかし、主は私たちをご自身のものとして贖ってくださいました。主は、いつもわたしたちのことを思っていてくださいます。、また私たちも主を思いつつ歩んで行くのです。
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