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アモス 7章1〜17節 2018年8月2日 |
わたしは預言者でもなく、また預言者の子でもない。わたしは牧者である。わたしはいちじく桑の木を作る者である。ところが・・・「行って、わが民イスラエルに預言せよ」と、主はわたしに言われた。(14〜15) アモスは幻を見ます。厳しい裁きの幻です。アモスは確かに人々の罪について語り、悔い改めを迫りました。しかし、アモスは単に人々を断罪し、裁きを告げたというのではありません。アモスは迫ってくる滅びを見せられながら、「主なる神よ、どうぞゆるしてください」と民のためにとりなし、そして神も一時的にその災いを下すのを思いとどまられたのでした。
そんな時、北イスラエル王国にベテルの祭司アマジヤという人がいました。彼はアモスの預言を聞きながら、ヤラベアム王に対処を求め、またアモス自身に対しても、二度とベテルで預言をするなと恫喝し、南ユダ王国に追い返そうとしたのでした。
けれども、アモスは語らないわけにはいきませんでした。アモスは預言者の家系に生まれたわけではなく、彼は牧者であり、いちじく桑の木を作る農夫でした。しかし、神が彼に声をかけ、預言者として立て、遣わされたからです。
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