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ヨエル 3章1〜21節 2018年7月26日 |
あなたがたのすきを、つるぎに、
あなたがたのかまを、やりに打ちかえよ。
弱い者に「わたしは勇士である」と言わせよ。(10) ヨエル書において、「主の日」とか「その日」「その時」という言葉で言い表されていたのは、最初は神の裁きの日でした。非常に厳しい神の裁きが臨もうとしていました。しかし、ヨエル書の後半では「その日」が主の救いと回復の日になっていきます。戦いが起こります。しかし、それは勝ち目のない、滅びにつながる戦いではなく、大勝利につながる戦いです。「すき」や「かま」しか持ったことがなかった者たちがつるぎとやりを持って立ち上がります。弱い者たちが、勇士にされていきます。主ご自身が避け所、とりでとなってイスラエルを守ってくださいます。主は再びシオン(エルサレム)に住まわれるのです。
それは決して、何をしても主はゆるしてくださる・・・というような安易な祝福の約束ではありません。悔い改めの向こうにある、主のあわれみと真実に土台し、そのあがないを根拠とした回復の約束なのです。
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