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アモス 3章1〜15節 2018年7月29日 |
ししがほえる、だれが恐れないでいられよう。
主なる神が語られる、だれが預言しないでいられよう。(8) アモスが預言していた時代は、北イスラエル王国が非常に栄えていた時代でした。ヤラベアム2世がすぐれていたという以上に、この時期、アッスリヤ帝国が一時弱体化していたのです。ただ物事がうまくいっているときというのはなかなか悔い改めたり、主を求めたりということに心が向かないものです。けれどもアモスとしては、神が語られるのを聞きながら、その言葉を民に語らないということはできませんでした。
北イスラエル王国の首都はサマリヤでした。そしてサマリヤの人々は正義を行うことを知りませんでした。そして北王国イスラエルでは南のベテルと北のダンに金の子牛を置いて、これが自分たちをエジプトから救い出してくださった主だと言って偶像礼拝をしていました。また王や裕福な人々は冬の家と夏の家を使い分け、また象牙の家を作ったりしました。貧しい人々のことを見ながら、贅沢三昧していたのです。
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