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アモス 6章1〜14節 2018年8月1日 |
わざわいなるかな、
安らかにシオンにいる者、
また安心してサマリヤの山にいる者、(1) イスラエルはアモスの時代、ある意味での繁栄を謳歌していました。ただよい生活をしていたのは豊かな人々、身分の高い人々でした。それは南王国にも北王国にもよい時代でした。エルサレム(シオン)に住む人々は安らかであり、サマリヤに住む人々は安心しきっていました。彼らは象牙の寝台を使い、長椅子に身を伸ばし、酒を飲み、歌い騒いでいました。
本当は安らかではなかったのです。本当は安心していてはいけなかったのです。危機が迫っていました。誇り高ぶっていてはいけなかったのです。高ぶることができるような状況ではなく、謙虚になって悔い改め、真剣に主に助けを求めるべきでした。神が願っておられることをしっかりと受けとめて、新しい生き方を始めるべき、最後のチャンスでもあったと思います。しかし、彼らはおごり高ぶり、貧しい人々をしいたげ、贅沢の限りを尽くしていたのです。
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