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ミカ 2章1〜13節    2018年8月11日

その床の上で不義を計り、
悪を行う者はわざわいである。
彼らはその手に力あるゆえ、
夜が明けるとこれを行う。(1)

 イスラエルの人々の罪が具体的に語られていきます。力ある人々が床の上で不義を計り、悪を行おうとしていました。ある意味、だれも聞いていないように思われる寝室でたくらまれた悪も主は知っておられます。国の権力を持っている人々が、民の田畑、家、その嗣業をだまし取っていました。彼らは自分が富み栄えることしか考えていませんでした。
 神は語っておられなかったのでしょうか。いいえ、主は語っておられました。しかし、彼らは聞こうとしなかったのです。彼らはまっすぐに御言葉を語る者たちに聞くことをせず、かえって彼らを黙らせました。調子のよい偽りを語る人々はもてはやされましたが、耳ざわりの悪い、厳しい言葉は聞こうとしませんでした。人々はかえってどうでもよい酒の話を喜んで聞こうとしました。主は悪を行う者たちに正しい裁きを行おうとしておられました。



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