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ハガイ 2章1〜9節 2018年8月27日 |
主は言われる、ゼルバベルよ、勇気を出せ。ヨザダクの子、大祭司ヨシュアよ、勇気を出せ。主は言われる。この地のすべての民よ、勇気を出せ。働け。わたしはあなたがたと共にいると、万軍の主は言われる。(4) 神殿の再建においてはゼルバベルとヨシュアという二人のリーダーがとても重要な役割を担っていました。ゼルバベルはダビデの家系にある人で、時代が時代だったら王位を継いでいたかもしれません。マタイ一章でも「ゾロバベル」という表記で、イエスさまの系図の中に名前を連ねています。彼は帰還の民をたばねる政治的なリーダーでした。そしてヨシュアは大祭司で宗教的なリーダーでした(ヨシュア記のヨシュアとは別人です)。
預言者ハガイやゼカリヤはこのゼルバベルやヨシュアを励ましたのです。ゼルバベルたちや帰還の民には恐れがあったことでしょう。工事をするのにはお金がないと思ったかもしれません。しかし、主は「勇気を出せ」と語られました。主は共にいてくださいますし、主の霊が民の中に宿っているからです。主は過去の祝福をはるかに越えた大きな栄光を彼らのために備えてくださっていたのです。
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ハガイ 2章10〜23節 2018年8月28日 |
しかし、わたしはこの日から、あなたがたに恵みを与える。(19) 預言者ハガイに主の言葉が臨んだのは最初はダリヨス王の二年の六月一日でした。そして民が心を合わせて作業を始めたのがその月の二四日でした。二章では七月二一日の預言があり、また同じ年の九月二四日の預言が書き記されています。主はたたみかけるように、民に御言葉を語り、彼らを励まし、力づけ、彼らがしているその働きを全うできるように支えられたのです。私たちもまた、繰り返し繰り返し、主のみ声を聞き続ける必要があります。
九月二四日は主の宮の基礎工事が完成した日だったのでしょう。そこまで工事が進んでいった。そして、主は始められた働きを完成するように、民を励まされたのです。主は「この日から、あなたがたに恵みを与える」と民に語られました。もちろん、それまでにも、主は恵みを与えておられたことでしょう。しかし、ある意味、その区切りの時を境に、さらに豊かな恵みと祝福を注ぐと約束してくださったのです。主は私たちにも、さらに豊かな恵みに進む区切りの時を与えてくださいます。
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