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ハバクク 3章1〜19節 2018年8月22日 |
しかし、わたしは主によって楽しみ、わが救の神によって喜ぶ。主なる神はわたしの力であって、わたしの足を雌じかの足のようにし、わたしに高い所を歩ませられる。(18〜19) ハバククがすべてのことが理解できたか、納得できたかは分かりません。神はなぜイスラエルの中にある暴虐を放置しておられるのか、またイスラエルを裁くためにカルデヤ人を用いようとしておられるのか・・・。確かに主はカルデヤ人のバビロンをも滅ぼそうとしておられました。しかし、それ以上にハバククに主が語られたのは、信仰によって生きよということでした。
目に見えるところには、非常に厳しい状況がありました。いちじくもぶどうもオリーブも、その他の産物も壊滅的な状況にあり、羊も牛もほとんどいない・・・この国はもうだめだ、という現実を前にして、けれども、ハバククはわたしは楽しむ、喜ぶ、と言いました。それはどんなに厳しい状況があったとしても、私に力を与え、私の足を強くしてくださる主がいてくださるからです。それはまさに、どんなに理解できない現実があっても、自分のことを決して見捨てることのない、主に信頼するという信仰の告白だったのです。
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