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ハバクク 2章1〜20節 2018年8月21日 |
見よ、その魂の正しくない者は衰える。
しかし義人はその信仰によって生きる。(4) 主はハバククに対して答えられます。一つは、悪をもって繁栄し、偶像礼拝にふけり、神ではないものを神として歩む民は滅びるということです。それはすぐではないかもしれません。しかし、主は生きておられます。主は全世界の神です。主はどこの国の民に対しても正しい公平で、裁きをなさるのです。
そしてもう一つのことは「義人は信仰によって生きる」ということでした。パウロはこの言葉をその手紙において、私たちは律法の行いではなく、信仰による義によって救われるのだということを語る文脈の中で引用でしています(ガラテヤ三20、ローマ一17)。
ハバククは自分に対する神の答えに知的に納得できなかったかもしれません。しかし、彼は、神の前で口を閉ざし、神を信じて生きるという決断をします。主は生きておられ、確かに私たちが信頼して大丈夫なお方だからです。それはまさに神に対する信頼の告白でした。そして主はそのようなハバククをも義と見てくださったのです。
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