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ルツ記 4章1〜22節 2016年5月30日 |
近所の女たちは「ナオミに男の子が生れた」と言って、彼に名をつけ、その名をオベデと呼んだ。彼はダビデの父であるエッサイの父となった。(17) 実際は、ボアズ以上にナオミに近い親戚がいましたので、ボアズはまずその人に、ナオミとその嫁のルツをあがなう意志があるかどうかを尋ねます。しかし、その親戚は、その権利・義務を行使することを拒みます。それはあまりにも犠牲が大きいと判断したからです。しかし、ボアズは贖い手としての犠牲・リスクを喜んで負うことを表明します。そしてボアズはルツを自分の妻として受け入れ、二人にオベデという子どもが与えられたのでした。自分の不幸を嘆き、悲しんでいたナオミに、神はもう一度、喜びと楽しみを与えて下さったのでした。
それだけではありません。このオベデはダビデ王の祖父になっていきます。モアブ人は、主の会衆にも加わることができないとされていました。けれども、主にすがったルツの生涯を主は祝福して、ダビデ王の系図に、そしてひいては主イエスの系図に、ルツとボアズの夫婦を加えてくださったのです。
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