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使徒行伝 27章1〜20節     2013年8月12日

パウロは人々に警告して言った、「皆さん、わたしの見るところでは、この航海では・・・われわれの生命にも、危害と大きな損失が及ぶであろう」。しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。(9〜11)  

 パウロは囚人として舟に乗せられ、ローマに向かって出発します。「良き港」という場所まで来た時、パウロは航海が危険な季節になっている、と警告します。パウロは、今、この航海を強行することは、積み荷にも、また人命にも、危害と損失をもたらすと言います。旅を重ねたパウロの経験則によると、というだけでなく、聖霊がパウロにそのように語っておられたのでしょう。
 しかし、パウロを護送する責任者であった百卒長は、パウロよりも船長や船主の意見を参考にして、その航海を強行します。しかし、舟を出してまもなく、暴風が吹き出し、舟は流されていきました。幾日もの間、太陽も星も見えない中で、舟がどこにいて、どこに向かっているのかさえも分かりません。暴風にもてあそばれて、助かる最後の望みさえも失うほどでした。
 聖霊の細き御声を聞きながら、何とかなるだろうと自分の思いを優先してしまうことはとても危険なことです。あなたは主の御声に従っていますか。

使徒行伝 27章21〜26節     2013年8月13日

だから、皆さん、元気を出しなさい。万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。(25)

 そこには船長も、百卒長も、ローマの兵卒たちもいたのですが、囚人として護送されているパウロがその舟の中でリーダーシップを発揮しています。パウロとしても、自分の言うとおりに出航を取りやめていたら・・・と言いたい気持ちはたくさんあったでしょうけれど、今そのことを言っても仕方がないこともよく分かっています。パウロは、助かる最後の望みもなくなってしまった人々に対して、「元気を出しなさい」と声をかけます。
 それは前の晩に神の御使いがパウロのそばに立って、パウロが必ずローマ皇帝の前に立って証しすることになることを告げたからです。そして、パウロは万事が神の語られた通りになっていくことを信じていました。それは、まさにそのことをパウロに示されたのが、自分の信じている神ご自身だったからです。だからパウロは神かけて、と言うのです。私たちが神を信じて生きることは、私たちの周りにいる人たちにも励ましとなることを覚えていたいと思います。

使徒行伝 27章27〜44節     2013年8月14日

彼はこう言って、パンを取り、みんなの前で神に感謝し、それをさいて食べはじめた。そこで、みんなの者も元気づいて食事をした。(35〜36)  

 真夜中頃のことです。舟の位置の水深が徐々に浅くなっていき、座礁する危険が出て来ました。水夫たちは密かに自分たちだけで小舟に乗って脱出しようとしますが、パウロはそれに気づいて小舟の綱を断ち切らせます。
 夜が明けかけた頃、パウロは人々に食事をするように勧めます。嵐の中漂流して十四日間、彼らは何も食べないでいました。けれどもこれから陸地に上陸するに際しては、体力をつけておくことも大切になってきます。パウロは彼らが救われるという約束を語り、そして、なかなか食事をしようとしない人々を見て、自らパンをとり、神に感謝して、それをさいて食べ始めたのでした。その姿は舟に乗っていた一同に勇気を与えました。見ていた人たちも元気づいて食事をし、その結果、舟にいた二百七十六人全員が救われたのでした。
 神を信じて生きるお互いは、人々の前で、主を信じて生きる者の生き方を指し示していく必要があります。あなたの生き方を人々は見ています。



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