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ヘブル 1章1〜14節 2014年7月15日 |
御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。(3) ヘブル人への手紙の著者には諸説ありますが、確かなことはわかりません。旧約聖書の引用が多いことから、この手紙の読み手は旧約聖書の知識を持っているユダヤ人たちだっただろうと言われています。またはユダヤ教に理解のある異邦人たちも含まれていたかもしれません。
この手紙の最初で、著者は、神は昔はいろいろな方法で語られたが、この終わりの時には御子を通して私たちに語られたと言います。御子は人となってこの世に来て、その言葉を通して、またそのしるしやわざを通して、その存在を通して、神を示されたのです。確かに神のメッセージを伝えるという意味では、神は御使いを用いてこられましたが、御子イエスは御使いにまさるお方です。
まさに御子は「神の栄光の輝き」「神の本質の真の姿」であって、世界を創造し、その御言をもって万物を保ち、十字架において罪のきよめのわざをなし終えて、大能者の右に座し、私たちのためにとりなしてくださるお方なのです。
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